メーカー基準値が正解とは限らない。MINIのアライメントを自分好みに調整

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愛車のMINI F56 Cooper Sのアライメントを再調整しました。

実は10月4日に一度調整したばかりなのですが、どうにもハンドリングが気に入らない。

メーカー基準値に合わせてもらった結果、直進安定性は向上したものの、MINIらしい軽快さが薄れてしまったのです。

決して曲がらないわけではありません。

ただ、車がまっすぐ走りたがっているのを、ハンドルで無理やり曲げているような感覚があり、正直、気持ちよくありません。

そこで今回は、自分の好みに合わせてトーインを減らす方向に再調整してもらいました。

最初のアライメント調整

私のMINIはGARBINOのダウンサスで約30mmローダウンしています。

最初の測定ではリアのトーに左右差があり、キャンバーもローダウンの影響でメーカー基準値を超えるほどネガティブになっていました。

そこで、まずはメーカー基準値に合わせてもらうことにしました。

調整後は高速道路での直進安定性が向上。セントー付近はふわふわと軽い雰囲気なんだけれども車自体はまっすぐ進もうとする。言い方を変えれば曲がることを拒絶する感じ。

ステアリングを切るときの抵抗が増え、軽快感がなくなってしまいました。

これでは運転していて、あまり気持ちよくありません。

交換前のタイヤはPirelli CINTURATO P7

それまで履いていたタイヤは、Pirelli CINTURATO P7の205/45R17。

経年劣化によってゴムが硬くなり、細かいひび割れも発生していました。

先日、成田モーターランドを走った際には、左フロントタイヤのショルダー部分でトレッドブロックが欠けてしまいました。

もともと走行後に交換するつもりでしたが、予想以上に傷んでいました。

トーインを減らして再調整

10月24日、タイヤ館 港北ニュータウン店で再調整してもらいました。

今回の狙いは、ステアリング操作に対して車が自然に向きを変える感覚を取り戻すことです。

調整後の主な数値は次のとおりです。

項目調整後
フロント左トー0.0mm
フロント右トー0.0mm
リア左トーIN 0.5mm
リア右トーIN 0.5mm
リアトータルトーIN 1.0mm
リア左キャンバー−2°50′
リア右キャンバー−2°37′

フロントは左右ともトーゼロ。

リアもわずかなトーインを残す設定にしました。

リアのトーはメーカー基準値を少し外れるため、お店の方も多少気にされていましたが、希望どおりに調整してくれました。

新しいタイヤはPOTENZA SPORT EVO

タイヤも新品のBRIDGESTONE POTENZA SPORT EVOに交換しました。

サイズは205/45R17 88Yです。

スポーツタイヤらしい剛性感やステアリング応答に期待して選んだモデルです。

タイヤ交換とアライメント調整が重なったため、変化のすべてがアライメントによるものとは断定できませんが、今回の組み合わせにはかなり期待しています。

雨の中でのファーストインプレッション

調整が終わった日は雨でした。

お店の方から「雨の日の運転は気をつけてくださいね」と声をかけられ、私も笑いながら「はい、気をつけて帰ります」と答えました。

走り始めてすぐに感じたのは、ステアリングセンター付近の軽さです。

明らかにハンドルを切り始めるときの抵抗が減っています。

それでいて、フワフワした嫌な感じはありません。

操作に対する正確性は保たれたまま、軽快になった印象です。

意外だったのは直進安定性。

トーインを減らしたので多少は悪化するかと思っていましたが、通常の道路を走る限り、以前とほとんど変わらないように感じました。

まだ雨天での短い試乗ですが、最初の数キロで「ああ、これだよ!」と思える感覚が戻ってきました。

アライメント調整の費用

今回の費用は以下のとおりです。

作業内容金額
10月4日:測定+3か所調整27,000円
10月24日:4か所再調整12,000円
合計39,000円

決して安い金額ではありません。

ただ、同じ車でもトーの設定によってこれだけハンドリングが変わることを、実際に体験できました。

十分に価値のある出費だったと思います。

まとめ:やっぱりMINIは軽快でなくちゃ!

メーカー基準値は、多くのドライバーや走行条件を考慮した合理的な設定だと思います。

ただ、それが自分にとって最も気持ちのよい設定とは限りません。

私がMINIに求めているのは、絶対的なコーナリング性能だけではありません。

ステアリングを切った瞬間から車が自然に反応し、ドライバーの意思に素直についてきてくれること。

もちろん、今回のセッティングにもトレードオフはあるはずです。リアタイヤの摩耗や限界付近での挙動など、これから確認していきたい部分もあります。

それでも今は、早くドライ路面のワインディングを走ってみたい!

新品のPOTENZA SPORT EVOと、自分好みに調整したアライメント。

正直、愛車のMINIに惚れ直しました。

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