2002年、発売直後ごろの作品です。
ハセガワ初のロボキットのようで、最近のガンプラと比べると、けして組みやすいキットではありません。まあ、ガンプラが特殊なだけでプラモデルとしては普通です。
スネの中央に合わせ目がくるので、合わせ目処理で消えるモールドの復元が必要。
かなり頑張ってカッターナイフで復元した記憶がありますが、あらためて見るとガタガタですね。
20年以上前の作品ですが、いまでもお気に入りです。
塗装は、インスト指定色の黒立ち上げです。ほんのりグラデが残る程度まで発色せたつもりですが、写真にするとグラデが強めに感じますね。
手首パーツはゲートがかなりゴツく、しかも複雑な形状のところにあるので、丁寧なゲート処理が必要です。
手首パーツのゲート処理
・ニッパー2度切り(2度目も少しのこしぎみに)
・アートナイフで丁寧にゲート部のみカット
・♯400程度で仕上げる。
背面を見ると、戦闘機が変形したロボだという事がよくわかります。
たたまれた翼のディティールやマーキングに妥協が一切ないところがハセガワって感じですね。
自分で観賞する分には気にならなかったのですが、スミの残り方が雑ですね・・。
主翼のライト類が一段凹になっています。
これは瞬間接着剤とかUVパテでコートしろって事ですかね・・。
モールドの復元に苦労した様子がうかがえる・・・。
リベット表現には賛否ありそうですが、”航空機が変形したロボだ”という記号としての効果は絶大です。自分は好きです。
アーマードバルキリー(2022年発売)を組んでいたら、またこの普通のバトロイドを作りたくなってしまいました。
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